対処方法
対象不動産の遺産分割協議から相続登記、また売却許可についてはできるだけスムーズに手続きできるよう、弁護士さんや司法書士さんに委任して連携し、丁寧に進めていきました。
対象不動産は旗竿型であり、建築基準法上の道路(私道)に接道する通路上の間口が2m程度であったことから、対象不動産の取得以前より先行して敷地の確定測量を実施しました。
隣接する権利者様との間では、境界立会いなどの作業を丁寧に対応、また、前面道路の私道には複数の権利者様がおりましたので、ライフラインなどの掘削承諾についても1件1件真摯に対応、すべての権利者様と境界確認書や掘削承諾などを締結し、敷地の確定ができました。
ブロック塀などの構築物は、自己負担にて新設及び越境解消のための移動や補強工事を実施、信頼のできる外構工事の協力会社があることで実現できました。
樹木の越境は承諾のうえ伐採を実施、電線の敷地上空通過は管理する会社に越境是正を依頼、電線の設計変更を検討し工事実施をした結果、すべての越境が解消されました。
相応に時間はかかりましたが、きれいに整備した土地を作るために1つ1つ丁寧に作業を行っていった点、また、同時に周辺環境などのニーズにマッチした建物の再建築プランを複数検討して提案しながら販売活動を実施した結果、成約(売却)することができました。
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