対処方法
対象不動産は、敷地延長の形状であったこと、また不動産市場において流通性を高めるためには他の共有者より持分を買い取ることや共有持分を同時売却するなど、対象不動産を完全所有権化することが必要です。
対象不動産の流通性を高めるために、まず対象不動産の確定測量を実施、敷地面積を確定させたうえで、共有持分単体での市場価値の検証並びに同時売却を含む完全所有権化した前提における市場価値等複数の価格を検証、提案をしました。
また、共有持分を有する隣接権利者間においては共有物分割協議にて相手方と敷地の一部を分け合うなどの権利調整ができた結果、完全所有権化に成功して成約することができました。
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